9月9日(日)「横津川魚掴み(カイドリ)」を開催

2012年09月18日

新堂町横津川 用水路で魚をつかまえよう(報告)

9月9日(日)地域の子供達に呼びかけ、新堂町町内会と草津でホタルを楽しむ会、草津塾とが協力して行いました。心配された天候も良くなり、子供達や保護者の方を含めて30名位の方が参加、皆様と一緒に魚つかみを楽しみました。

【開催趣旨】
 草津市新堂町の用水路・横津川では、稲刈りの始まる前に、堰を外して組み直し、水路の水を落とし清掃を行います。上流の堰を組み直し一時的に水路の流れが無くなると、コイ、ナマズやフナ他色々な魚たちが現れます。その時を狙って魚つかみが始まります。この時期、滋賀県各地で “カイドリ”と言われる、魚捕りが行われていました。この伝統行事を地域の子供達や皆様へ伝えて行きたいとの考えで開催しました。

【活動の様子】
始めに「カイドリ」について、浅池・水路での整備活動について話し、魚つかみに当っての注意点やタモ網での魚の掴み方等について説明。地域の方々が、下流の堰を外して竹で編んだ柵を置き、浅池脇の堰を組み直し、水の流れが少なくなった所で、参加の皆様とタモ網とバケツを持って、水路に入り魚掴みを始めます。約100メートル下流の堰の所まで、大人も子供も楽しく、魚を追いかけ魚つかみに夢中です。子供達が大きなコイを網に掴まえて大喜び。1時間位で、大きなコイが30匹位にナマズやフナ、大小様々な魚が掴まえられ、主に大きな魚を中心にタライやバケツに入れました。不思議な事に、ブラックバスやブルーギルは見られませんでした。
滋賀県生き物調査員の矢原氏より、今日捕まえた魚について説明をして頂き、地域の自然や川、其処に棲む生き物たちについて興味や親しみを感じていただけたのではないかと思います。
魚を飼いたい方や調理したい方には持って帰って頂き、大きなコイは地域の方が水路に放し、残りは川へ戻しました。







【ふり返り】
身近な地域の川で大きなコイやナマズ他色々な魚が棲んでいることが発見出来、川や水路に親しみや興味を感じて頂けたので。これから浅池・水路で色々な生き物達を観察する場として整備活動を進め、地域の皆様が水辺を楽しんで頂きたいと思います。


Posted by ホタルの光 at 15:45 活動報告